ヘアカラーの退色について考えてみる

Cat. カラーについて, 髪のお悩み相談

カラーにご来店されるお客様で

「カラーの後にすぐキンキンに明るくなっちゃって。」

という方も多いようです。

カラーの持ちを良くするために色々な方法はありますが、今回は少し違った角度から考えてみましょう。

カラーの明るさにもよりますが、退色は必ず起こります。

髪の毛,ヘアカラー

退色をゆるやかにする事は可能ですが、明るいカラーをする限り必ず退色は起こるのです。

なぜなら髪の毛のメラニン色素を削って、他の色素を髪に入れているからです。

他から入ってきた色素は少しずつ髪の毛の外に流出します。

特に濡れている状態だと色が退色しやすいです。

じゃあ退色を計算に入れてカラーを選定してみましょう。

仮に8レベルのカラー剤を使用して、8レベルに仕上がった場合。

2ヶ月後には10レベルまで明るくなっています。

(最初の1ヶ月でだいたい1〜2レベルは明るくなると設定しています。)

なので美容室で少しだけ暗めにカラーを入れます。

本当は8レベルが希望なんだけど、7レベルを入れます。

すると

美容室でカラーの直後→7レベル

1ヶ月後→8レベル

2ヶ月後9レベル

という感じで退色します。

2ヶ月間の中で希望色との差が1レベルだけにとどまりました。

これを普通に最初から8レベルでカラーすると

美容室でのカラーの直後→8レベル

1ヶ月後→9レベル

2ヶ月後→10レベル

という感じです。

2ヶ月後には希望色よりも2レベルの差がでてしまいます。

同じペースでカラーするなら希望色の明るさを美容室の1ヶ月後に設定するのもオススメです。

カラーに関してはライフスタイルに合わせてご提案させていただきます。

興味のある方は是非お任せ下さい!