【リクルート】幸せな人生を過ごせる会社にしたくて

Cat. サロンのNEWS, 経営

おはようございます。

高松市、美容室SHAREの正箱です。

今日は朝からラストまで満員御礼でございます。

感謝、感謝です。

最初から最後まで全力で頑張りますのでよろしくお願いします!

今日は少し昔のお話をします。

今年でオープンしてから6年が過ぎました。

現在34歳です。

ということは28歳で独立したんですね。

僕は中学生の頃から美容師を目指していました。

その頃はまだ深い理由なんてなくて

『スーツ着なくていいし、カッコいいから』

という不純な動機です。

『やるなら東京の表参道が最強にカッコいいはず。』

という理由で専門学校から東京に上京しました。

幸いな事に両親からの仕送りがあったので学生時代はバイトもしましたが、比較的好き勝手に楽しんでました。

生活が変わったのは就職してからです

そこは僕が想像してた華やかな世界ではありませんでした。

朝早くから店舗の鍵開け、掃除、制服のアイロンがけ。

朝礼から終礼まで10時間の間、ひたすらシャンプー。

昼休憩?

なんですかそれは?

10時に営業が終わったら日付けが変わっても練習、練習。

それが月に2回くらいの休みで1年間続きました。

言葉にすると地獄のような日々ですね。

実際に地獄でしたが、自分で進んだ道なので不思議と辞めたいとは思いませんでした。

生活の9割5分は仕事に捧げてました。

でもそんな自分も嫌じゃなくて。

そんな感じでアシスタント時代を過ごしてついにスタイリストデビューしたんです!

でもデビューしたからすぐに人気スタイリスト!になるわけではなかったです。

予約帳を見てもガラガラで自分の存在意義がわからない状態です。

スタイリストになったから少し早めに帰れるんだけど、帰りに表参道駅や渋谷駅で客ハンをしてました。

結局帰りは日付けが変わる頃です。

デビューして1年。

まだまだスタイリストとしては未熟ですが、結婚する事になります。

そこで初めて今後の人生について考えました。

これからは1人じゃないから。

『表参道で独立する』

という未来と

『地元香川県で独立する』

という未来。

まだ見ぬ自分の子供がどんな環境で育つのか?

悩みに悩んだ末に地元に帰ってきました。

このまま東京で仕事9割でやると、家族を幸せにするイメージがわかなかったんです。

「それは逃げだ。」

という人もいるかもしれませんね。

今考えると東京でも色々と選択肢はあったと思います。

でも当時の勤務先では社会保険もなくて給料は20万以下です。

手取りだと思い出しても恐ろしいくらいです。

そして拘束時間が半端なく長い。

少し上を見てもドングリの背比べ。

『このままだと年収が200万以下の社会人になってしまう』

家族を養う夫として情けない限りです。

勤務先の人間関係はとても良かったんですけど、当時の雇用環境では家族を持つ者として納得できるものではありませんでした。

今は凄く改善されて更に素敵な会社になってるみたいですが。

そんな経験を踏まえて自分の会社作りを考えるようになります。

まず考えたのは時間配分です

24時間のうち仕事に使う時間を決めます。

更に1週間でも考えます。

時間を制限する事で仕事時間が濃いものになるのです。

だらだらと残業したりレッスンするんじゃなくて集中して決まった時間だけ。

だから睡眠時間も確保できるし、毎日深夜に晩御飯を食べる事もなくなります。

健康な身体が1番大切だからね。

そして休日はしっかり遊ぶ事。

美容以外にも趣味を持つ事。

美容(仕事)を決まった時間だけ全力で頑張り、しっかり睡眠をとって休日は家族と過ごす。

『たまには土日の休みも必要だよな?』

と思って第3日曜日は定休日にしました。

仕事の充実とプライベートの充実は反比例じゃなくて正比例するものだから!

その環境で結果(売上)が上がって給料が良かったら最高じゃないですか?

そんな会社を作りたいと思ってオープンからブレずに頑張ってます。

長くなりましたが、共感できる人は一緒に働きましょう!

幸せな人生を過ごせるように!!